「白浜城山・布良大山」 ハイキング
房総半島の南端「白浜」は、その昔、紀州白浜の漁民が移住して開いた土地といわれている。今では、温暖の地の利を活かして、冬場の花卉栽培が盛んである。これらのお花畑を見下ろす「白浜城山」は、房総里見氏初代義実が、ここに上陸して初めて築いた城のあった所である。山紫会の5人で「白浜めぐり」をした。
JR内房線の千倉駅で降り、バスで安房白浜まで行く。バス停近くの「実浄法師入定塚」を見て、里見義実の墓のある「杖珠院」を訪ねる。
そこから西へ、畑の中の道を歩く。キンセンカやストックなどが華やかに咲いている。
この辺りは、「民話のみち」として白浜町がコース設定していて、説明板も良く整備されている。「青根原神社」の入口に、里見氏2代成義の墓があった。墓石が一基残っているだけのうらぶれた姿だった。弘法大師の伝説にまつわる「芋井戸」を見て、「青井観音堂」で休憩。ここから「城山」に登る。
岩を切り開いた急な道を登る。マテバシイの林の中に良く整備された登山道が続いている。20分ほどで展望台に着く。「野島埼灯台」が眼下に見える。太平洋がキラキラ光っている。144mの「白浜城山」山頂は少し西にあるらしいが、確認できなかった。
下山後、明治21年架橋の石造三重橋、通称「めがね橋」を見て、「虚空蔵山」に登る予定であったが、早く館山に出るため、割愛して、長尾橋から安房自然村までバスに乗る。
バスを降りて海岸のほうに5分も歩くと、青木繁の傑作「海の幸」に因む記念碑がある。それを見てから、国道を渡って、背後の山「布良大山」に登る。舗装道を10分も歩くと、「能忍寺」につく。寺のある広場は素晴らしい展望地だ。布良の漁港や集落がすぐ下に見える。そこから10分ほどで、電波塔の林立する「布良大山」山頂だが、敷地内は立ち入り禁止になっている。下山後、海の間近にある「男神山」に登ろうと思ったが、布良鼻灯台を解体工事中で登れず、「女神山」は登山ルートがないらしい。
館山駅までバスに乗り、いつもの鮨屋「丸藤」で休憩。一部予定をカットしたので、時間は充分あり、早春の南房総の風景に加えて「味」も楽しむことができた。





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